【タイトル】
時の流れを越えてー亀高国民学校の校章【本文】
4月16日(月) 今日、亀高小学校に川越市の後藤さんという方から、郵便物が届きました。中を開けると校章が一つ小さな箱に入っていました。添えられた手紙には「母が卒業生であり、遺品の整理をしていたところ出てきました。よろしければお収めください。」と書かれています。詳しくお聞きするために、校長が差出し人の方に電話をかけてみました。お話を伺うと、お母様は亀高国民学校(亀高尋常小学校:昭和12年開校)に通われていたそうです。戦時中疎開をしている間に、学校が空襲により全焼してしまい閉校になってしまった(詳細は「学校概要-沿革」参照)のですが、校章は大切に持っていてくださったそうです。そして「自分が亡くなったら、校章は亀高小学校に渡してほしい」とおっしゃっていたそうです。 亀高小学校は、昭和52年開校ですが、開校するにあたり、地域の方々の「亀高」という名前を残してほしいという強い願いがあり「亀高小学校」という名前になったのです。ですから、前身の「亀高国民学校」に通われていた方にとって、この亀高小学校は、母校のように感じる学校なのです。 時の流れを越えて、今日、この校章が新しい歴史を刻み始めました。この校章は、本校で大切に飾らせていただきます。後藤様、ありがとうございました。【添付ファイル】
亀高国民学校校章s.jpg